ヤントラは神聖さを形に表したものです。通常は銅などの平板にマントラや象形が刻印されています。このメール•ヤントラは、それを立体的に表現したものです。古来より、重要なものとして扱われてきたものです。
メール•ヤントラ(Mer Yantra)は、最も貴重で最も重要なヤントラであると考えられています。またこのヤントラは、シリー・ヤントラのコピーであり、シリー・ヤントラからインスピレーションを得たと言われています。クールマ・プリステャ・メール・シリー・ヤントラ(Koorm Pristhiya Meru Shri Yantra)とも呼ばれています。「亀の背中に取り付けられたシリー・ヤントラ」という意味です。
メール•ヤントラは、蓮の花びら八つを亀の上に付けた形に作成されました。その起源はヴィシュヌ(宇宙の維持者)のへそから蓮の花が咲きその上にブラフマー(宇宙の創造者)が座っている伝統的な表現からきています。これはヴェーダの時代から崇拝され、よい肯定的な祝福があると信じられてきました。シリー・ヤントラと同等に大切にされてきたものです。
メール・ヤントラは、礼拝者に対して神聖な祝福をもたらし、すべてのネガティブな影響を消滅させると考えられてきました。シリー・ヤントラと同様です。それはまた、すべてのハードルと障害を一掃するとも信じられています。儀式や礼拝を行うことで、すべての善をもたらすと信じられ、7、8世紀ごろから多くの聖人や賢人によって崇拝されてきました。
インド風水(Vastu)においては、環境を健全にするために、建物や寺院の中心かトップに配置されてきました。これは、強力かつ神聖なプロテクターと考えられてきました。
重さ: 186g
大きさ:H50mm/W53mm/L53mm
原産地:インド
使用方法:
建物の中心に配置したり、瞑想室や礼拝質に飾ったりします。